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CoffeeLabZ

グラインダーとマシンでエスプレッソ

量って、挽いて、WDTで混ぜて、タンピングし、時間を計って1:2のショットを抽出します。

⏱️ 10分練習が必要

スタートのレシピ

コーヒー18 g → エスプレッソ36 gを25–32秒で、93 °C(199 °F)。

挽き目: 細挽き。粉砂糖くらいで、まだ少しザラッとする感じ

用意するもの

  • ショットごとに新鮮なコーヒー豆18 g
  • エスプレッソ用に挽けるグラインダー
  • エスプレッソマシン、ダブル用バスケット、ぴったり合うタンパー
  • キッチンスケール(0.1 g単位が理想)とタイマー
  • WDT用の針ツール(コルクに細い針を数本刺したものでもOK)
  • 布と、ノックボックスかゴミ箱

手順

  1. すべてを温める

    ポルタフィルターをはめた状態でマシンの電源を入れます。取扱説明書どおりにしっかり温めましょう(重いマシンなら15–30分かかることも)。できれば抽出温度を93 °Cに設定します。

    ポルタフィルターが冷たいと、最初のショットの熱が奪われて酸っぱくなります。

  2. 豆を18 g量る

    粉ではなく豆の状態で量れば、入れる量が正確にわかります。グラインダーはエスプレッソ用の範囲の近く、またはアプリがすすめるスタート地点から始めましょう。

  3. 挽いて、粉量を確認する

    ポルタフィルターか計量カップに挽きます。もう一度量りましょう。グラインダーの中には必ず少し粉が残ります。バスケットに18 g、誤差は0.2 gくらいまでを目指します。

  4. WDTで混ぜる

    針をバスケットの底まで差し込み、10–15秒ほど小さな円を描くように、全体と縁まで混ぜます。ダマがほぐれて、お湯が均一に流れます。最後に軽くたたいて表面をならしましょう。

  5. 水平にタンピングする

    ポルタフィルターを平らな縁に置き、ドアノブを握るようにタンパーを持って、粉がそれ以上沈まなくなるまでまっすぐ押し下げます。全体重をかける必要はありません。大事なのはしっかり水平に押すことで、余分な力はいりません。タンピングのあとはたたかないでください。

  6. お湯を流し、セットして、スタート

    グループヘッドから2秒ほどお湯を流してすすぎ、バスケットの縁をふいてセットします。スケールにカップをのせ、ショットとタイマーを同時にスタートしましょう。

    30秒
  7. 36 gで止めて、時間をメモ

    スケールが約36 gになったら止めます。時間を書き留めましょう。目標は25–32秒の間。いいショットは、濃くとろりと出始めて、終わりに向かって色が明るくなっていきます。

  8. 味見して調整する

    酸っぱい?細かく挽きましょう。苦い?粗く挽きましょう。グラインダーは少しずつ動かし、毎回変えるのはひとつだけ。CoffeeLabZに記録して、アドバイザーの次のステップに従いましょう。

  9. 片付ける

    パックを落としてバスケットをすすぎ、グループヘッドにお湯を流して、シャワースクリーンをふきます。スクリーンがきれいなら、毎回お湯が均一に出ます。

よくある失敗

  • 挽き目、粉量、抽出量を一度に全部変えて、何が効いたのかわからなくなる。
  • 挽いたあとの粉量チェックを省く。グラインダーには少し粉が残ります。
  • 斜めにタンピングしたり、タンピング後にポルタフィルターをたたいたりして、パックにひびを入れる。
  • マシンが十分に温まる前にショットを判断する。
  • 焙煎したて(1–3日前)の豆を使う。ガスが多くてチャネリングしやすいので、一週間ほど待ちましょう。

味が合わない?直し方

こんなときは…試してみること
酸っぱくて速い(25秒未満)少しだけ細かく挽きましょう。お湯の流れが遅くなり、甘みがよく引き出されます。
酸っぱいのに遅い(32秒以上)挽き目はそのままで、長めに抽出しましょう。36 gではなく40 gを試してみて。
苦くて遅い少しだけ粗く挽きましょう。
苦いのに速い挽き目はそのままで、早めの約32 gで止めましょう。それからチャネリングを確認。WDTで長めに混ぜて、水平にタンピングします。
薄い、または水っぽいショットを早めに止めて、薄まるのを防ぎましょう。たとえば36 gではなく32 gに。
濃すぎる、または重すぎる長めに抽出しましょう。たとえば36 gではなく40 gに。

よく聞く言葉

粉量
バスケットに入れる、挽いた乾いた粉の重さ(グラム)。ダブルショットなら18 gが一般的なスタートです。
抽出量
カップに出たエスプレッソの重さ(グラム)。クレマがあると体積(ml)は当てにならないので、重さで量るほうが確実です。
比率
抽出量を粉量で割ったもの。1:2なら、コーヒー18 gからエスプレッソ36 gを抽出します。比率が長いほど軽やかに、短いほど濃厚になります。
抽出
お湯がコーヒーからどれだけ味を引き出したか。少なすぎると酸っぱく薄く、多すぎると苦く渋くなります。目指すのはその真ん中の甘さです。
クレマ
ショットの上にのる赤みがかった金色の泡。ガスと油分からできています。新鮮な豆ほどたくさん出ます。いいサインですが、味のものさしではありません。
ポルタフィルター
コーヒーを入れる金属のバスケットが付いた持ち手。マシンのグループヘッドにはめて固定します。
タンピング
バスケットの粉を平らにしっかり押し固めること。ゆるい部分からお湯がすり抜けないようにします。
パック
バスケットの中で押し固められたコーヒーの円盤。抽出後は、ゴミ箱にトンと落とすしめったかたまりになります。
チャネリング
お湯がパックの弱いところに通り道を見つけて、一気に流れてしまうこと。ショットが速く出て、酸っぱさと苦さが同時に出ます。
WDT
タンピングの前に、細い針でバスケットの粉をかき混ぜてダマをほぐすこと。Weiss Distribution Techniqueの略です。