焦げた味にならない、直火式マキネッタ
お湯を入れ、コーヒーは平らに(タンピングなし)、弱めの火で、ゴボゴボ鳴ったら火から下ろします。
⏱️ 10分かんたん
スタートのレシピ
コーヒー約15 g(バスケットいっぱいに平らに)+お湯約150 g(弁のすぐ下まで)。中弱火で2–5分。
挽き目: やや細挽き。エスプレッソより少し粗め
用意するもの
- 新鮮なコーヒー約15 g(やや細挽き。エスプレッソより少し粗め)
- マキネッタ(このレシピは3杯用。サイズに関係なくバスケットいっぱいに入れます)
- お湯を沸かすケトル
- タオルか鍋つかみ
- コンロ:ガス、電気、IH(IHにはステンレスのポットが必要です)
- お好みで:キッチンスケール
手順
ケトルでお湯を沸かす
ケトルでお湯を沸かし、沸騰直後の状態にします。お湯から始めればコンロにかける時間が短くなるので、コーヒーが煮えて金属っぽい味や焦げた味になりません。
ボイラーに入れる
下の容器に、安全弁のすぐ下までお湯を注ぎます。3杯用なら約150 gです。弁より上には絶対に入れないでください。
ボイラーはもう熱くなっています。ここからはタオルで持ちましょう。
バスケットに入れる(タンピングしない)
バスケットに挽いたコーヒーを少し山盛りに入れ、指で平らにならします。押し固めないでください。ぎゅっと詰めると流れが詰まり、圧力が上がりすぎることがあります。
組み立てる
縁についた粉を払い、バスケットをはめて、熱い下の部分をタオルで持ちながら上部をしっかりねじ込みます。締めるときに取っ手を持たないでください。曲がってしまうことがあります。
やさしく温める
ふたを開けて様子が見えるようにして、中弱火にかけます。ガスなら、炎が側面にはみ出さないよう底より小さくしましょう。一、二分でコーヒーが上がり始めます。
2:00流れを見守る
いいコーヒーは、温かいはちみつのようにゆっくりなめらかに出てきます。最初は濃い茶色です。勢いよく噴き出すなら、火を弱めましょう。
ゴボゴボ鳴ったら止める
流れが薄い金色になり、ゴボゴボと音がしたら火から下ろします。下の部分を冷水に当てるか、冷たいぬれタオルで包んで抽出を止めましょう。
早めに止めれば、最後の苦いしずくがカップに入りません。
混ぜて注ぐ
上の容器のコーヒーを混ぜてから(最初と最後で味が違います)注ぎます。そのまま飲んでも、お湯で割っても、温めた牛乳を足してもOKです。
冷めてから洗う
完全に冷めてから外しましょう。ぬるま湯ですすぎ、分解したまま乾かします。アルミのポットは食洗機に入れないでください。
よくある失敗
- エスプレッソのようにタンピングして、流れを詰まらせる。
- 安全弁より上まで水を入れる。
- 強火にして、コーヒーが一気に出て焦げた味になる。
- 空になるまでコンロでゴボゴボさせたままにする。
- まだ熱くて圧がかかっているうちにポットを開ける。
- エスプレッソ並みに細かく挽く。詰まって、えぐい味になります。
味が合わない?直し方
| こんなときは… | 試してみること |
|---|---|
| 酸っぱい、または薄い | 少し細かく挽きましょう。お湯から始めたか、弱すぎる火で長くかけすぎていないかも確認を。 |
| 苦い、または焦げた味 | 少し粗く挽き、火を弱めて、ゴボゴボ鳴り始めたらすぐにコンロから下ろしましょう。 |
| 味が薄い | 粉を増やしましょう。バスケットはいつもいっぱいに平らに入れ、半分にはしません。少ないと薄いコーヒーになります。 |
| 濃すぎる | バスケットはいっぱいのままにして、代わりにカップでお湯を足しましょう。一杯あたりの粉を減らすのと同じことです。 |
| 早いうちから噴き出してゴボゴボいう | 火が強すぎます。弱めて、ガスなら炎を底の内側に収めましょう。 |
| 何も出てこない、または弁がシューッと鳴る | すぐに火から下ろし、完全に冷ましましょう。挽き目が細かすぎたか、粉を詰めすぎています。粗く挽いて、タンピングはしないでください。 |
よく聞く言葉
- ボイラー
- 水を入れる下の容器。側面に安全弁が付いています。
- 安全弁
- ボイラーに付いた真ちゅうの小さな弁。流れが詰まったときに圧力を逃がします。これより上まで水を入れたり、ふさいだりしないでください。
- バスケット(じょうご)
- 挽いたコーヒーを入れる金属のバスケット。ボイラーにはめ込みます。
- 上部ポット(サーバー)
- できあがったコーヒーが上がってきてたまる、上の容器。
- ゴボゴボ音
- 終わり近くに、蒸気が通り始めて鳴るゴボゴボ、プシュプシュという音。火から下ろす合図です。
- 比率
- 水の重さをコーヒーの重さで割ったもの。一般的なマキネッタのバスケットとボイラーなら1:10くらい。たとえばコーヒー15 gに水150 gです。
- 抽出
- お湯が粉からどれだけ味を引き出したか。抽出不足だと酸っぱく薄い味に、過抽出だと苦く焦げた味になります。