平底ドリッパーで、かんたんハンドドリップ
失敗しにくいドリッパー。蒸らしのあと、少しずつ数回に分けて240 gまで注ぎます。
⏱️ 8分かんたん
スタートのレシピ
コーヒー15 g+93 °C(199 °F)のお湯240 g。蒸らしのあと4回に分けて注ぎ、合計2:30–4:00。
挽き目: 中細挽き。食卓塩くらい
用意するもの
- 新鮮なコーヒー15 g(中細挽き。食卓塩くらい)
- 平底ドリッパーと、それに合う平底またはウェーブ型のフィルター
- ケトル(あれば細口ケトル)
- キッチンスケールとタイマー
- マグか小さなサーバー
手順
お湯を沸かして、豆を挽く
お湯を沸かして30秒ほど置き、だいたい93 °Cにします。コーヒー15 gを食卓塩くらいの中細挽きにします。
フィルターをすすぐ
ドリッパーにフィルターをセットし、お湯を注いですすぎながら温めます。ウェーブ型のフィルターはつぶれやすいので、ひだではなく中心に注ぎましょう。すすぎ湯は捨てます。
粉を入れて平らにする
粉を入れ、軽くゆすって粉の層を平らにしたら、全部をスケールにのせてゼロに合わせます。
蒸らす
タイマーをスタートし、粉全体がぬれるようにお湯40 gを注ぎます。泡が出ている間、待ちましょう。
40秒分割して注ぐ
真ん中にゆっくり円を描きながら、一回に約50 gずつ注ぎます。90 g、140 g、190 g、最後に240 gまで。お湯の高さが少し下がるたび、だいたい20–25秒ごとに注ぎましょう。2:00ごろまでに注ぎ終えます。
落ちきるのを待つ
粉の層が平らなら、均一に落ちていきます。タイマーで2:30から4:00の間に落ちきるのが目安です。
60秒味見して調整する
回して、ひと口飲み、少し冷ましましょう。酸っぱい?細かく挽きましょう。苦い?粗く挽きましょう。変えるのは一度にひとつだけ。
よくある失敗
- フィルターのひだに注いでつぶしてしまい、お湯がコーヒーを通らずに抜けていく。
- お湯を一度に全部入れて、ドリッパーからあふれさせる。
- 粉の層を平らにせず、片側だけが多く抽出される。
- 一回の抽出で、ふたつ以上のことを変える。
味が合わない?直し方
| こんなときは… | 試してみること |
|---|---|
| 酸っぱい、または薄い | 少し細かく挽いて、お湯がコーヒーにふれる時間を長くしましょう。 |
| 苦い、または渋い | 少し粗く挽きましょう。 |
| 味が薄い | 同じ湯量で粉を少し増やしましょう。たとえば16 gに。 |
| 濃すぎる | 同じ湯量で粉を少し減らしましょう。たとえば14 gに。 |
| 落ちるのが速い(2:30未満) | 細かく挽き、注ぐ間隔を少し長くあけましょう。 |
| 落ちるのが遅い(4:00以上) | 粗く挽き、微粉を巻き上げないよう、もっとやさしく注ぎましょう。 |
よく聞く言葉
- 蒸らし
- 最初に少しだけお湯を注いで、粉をぬらすこと。新鮮なコーヒーはふくらんでガスを出すので、残りのお湯で均一に抽出できます。
- 比率
- お湯の重さをコーヒーの重さで割ったもの。1:16なら、コーヒー15 gに対してお湯240 gです。
- 抽出
- お湯が粉からどれだけ味を引き出したか。抽出不足だと酸っぱく薄い味に、過抽出だと苦く渋い味になります。
- 落ちきり(ドローダウン)
- 注ぎ終わったあと、お湯が粉の層を通って落ちきるまでの最後の段階。挽き目の細かさを知る手がかりになります。
- 粉の層(ベッド)
- フィルターの中の粉の層。落ちきったあとに平らなら、お湯が均一に流れた証です。
- 分割注ぎ(パルス)
- 一度に長く注ぎ続けるのではなく、少しずつ数回に分けて、短い間を置きながら注ぐこと。
- 細口ケトル
- 細く曲がった注ぎ口のケトル。ゆっくり狙いどおりに注げます。あると便利ですが、ふつうのケトルでも慎重に注げば大丈夫です。
- 微粉
- 挽いたときに出る、ほこりのような細かい粒。多いとフィルターが目詰まりして、落ちるのが遅くなります。